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2010年8月15日 (日)

相手の話を聞けないマネジャー

 相手の話しを聞くことが重要だということもわかり、「ちゃんと聞こう」と決意します。ですが、多くのマネジャーは「やってみたがなかなか難しい」とおっしゃいます。

「聞かなきゃいけない」と思って聞いていませんか?

聞かなきゃいけないと思って聞くのは傾聴なのか。聞く目的は何なのでしょうか。いつの間にか「聞くこと」が目的になっていたりして。

私は傾聴を意識し始めた頃、話を聞く前にいつも「どんなことを考えているんだろう?私には想像もつかないことが出てくるかも?」とか「どんなアイデアが出るだろう?私とは違う発想があるに違いない」「どんな生き方を求めている人なんだろう」などと思って好奇心をセットしたりしました。そしていつの間にか人への興味が高まってきていました。

そして今は、人への興味と、コーチとしての視点、相手の前進に今どんな視点・観察が効果的なのかを探っているように思います。

聞けない恐れ

 「ちゃんと聞こうと思ってもなかなか聞けない」というマネジャーの皆様とあるワークをしました。

相手のことをどんな風に思っているか、聞くとどうなると思っているか、「本当に思っているかどうかわからないが、もしあるとしたらどんなことがあるか」を抽出しました。

 ・どうせ大したこと言わない

 ・自分の考えが正しいに決まっている

 ・最後は自分がこたえを出すのだから

 ・時間の無駄

 ・本当はお前の話なんか聞きたくない

 ・自分よりいい考え出たら困る

 ・相手の話を受け入れたら自分が無能だと思われる

 ・上司として、こたえを与えなければいけない

 ・こたえを与えなければ面子がなくなる

 ・自分に都合の悪いこと言われたら対処できない

 ・いやなこと言われたら困る

 ・対処できないこと言われたら頼りないと思われる

などが出ました。なるほどこれでは頭で幾ら聞くことが重要だとわかっていても、聞けなくなるはずです。

実際にはこんなことを意識して思ったことも考えたこともないし、思っているとも思っていません。ですが、心のどこかにこんな心境ってないでしょうか。

無意識にあることは扱うことができません。ですが、あるかもしれないと意識に上げてみたら、私たちは「選ぶ」ことができるのです。

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