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2011年8月

2011年8月10日 (水)

危機感を持ってほしい(つづき)

若手に危機感を持ってほしいというご相談。

ところで、この「危機感」ってなんでしょう?

デジタル大辞泉によると、「今のままでは危ないという不安や緊迫感」とあります。要するに不安や緊迫感。

誤解を恐れず乱暴にいうなら、別に「不安や緊迫感」があってもなくてもいいから、「今のままでない何か」を創り出すアクションを、高い意欲と真剣さをもって取り組んでほしいということではないのか?

確かに「不安や緊迫感」が強い動機になることもあるが、一方で「不安や緊迫感」が必ず高い意欲と真剣さをつくるとは限らず、効果的なアクションをつくるとも限らない。

時には不安で動けなかったり、余計な緊張で十分に力を発揮できないこともある。

要するに「危機感」は、その人が過去にうまくいく経験をした一つの感情プロセスで、こたえではないということになりませんか?

人は、同じ状況で同じように感じるとは限らないし、仮に感じたとしても同じ行動につながるとも限りません。
若手に伝えることは、「判断するための状況や視点の情報」、
要望することは、成果イメージと具体的な対処です。

私たちは、脳の中で、現状と求める状態のイメージ写真を比較して、求める状態のイメージ写真に向かって行動します。

「今のままでない何か」は明確なのか?

明確でないなら、明確にするプロセスを共有してみてはどうでしょうか。
人は参画すると自分事に近づきます。

実は、私自身もストレス解放セッションでよく経験することがあります。

ストレス下にある時、「イヤな状態、避けたい状態」は山ほど話せるのですが、
それがどうなればいいのか?

「~でない」「~がなくなる」ではなく、肯定的な言葉で表現される、求める状態がなかなか整理できていない。その状態でとる行動というのは、たいていロクなことがないのですよね。

そういえば、「借金がなくなる」ではなく「幸せな金持ちになる」と潜在意識に言い聞かせるのがいいという、潜在意識の専門家の記事を読んだことがあります。
「借金がなくなる」では、仮に借金がなくなっても幸せになりにくいのだそうです。

「今のままではいけない」→では「どうなればいいのだ?」

「今のままでない何か」を明確にして共有するアクションを、
そしてそれが見えたら、「どうしたら、それができるのか?」を考え、実行に移すアクションを。

とりあえず、「危機感」はさておいて、
創り出したい状態をリアルにイメージできるまで、創り出すアクションを、できそうだと思うまで、仲間と共有する喜びをもって取り組むことか?

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2011年8月 4日 (木)

若手に危機感を持ってほしい

うちの若手には危機感がない。
もっと危機感を持って取り組んでほしいというご相談が最近続く。
お気持ちはよ~くわかるのだが、実際に彼らにとって危機が身近じゃないのに、危機を感じるというのは難しそうだ。

タイタニック号で、大きな岩を把握した船長と、その時船内で楽しくダンスをしている人々との危機感の違いは?
ダンスをしている人々に危機感を持てと言っても無理な話。

先日、土木現場に行っていたダーリンが「熱中症になったがもう大丈夫」と帰宅。夕食後も何度かコムラ返りが起きるが、「大丈夫、大丈夫」。
不安になった私がネットで調べてみると、かなり心配な状態が疑われる。しぶる夫を強引に病院へ。
医師の一言「甘く見たら死にますよ」コワッ!--;
かくして1週間のドクターストップ。

危機感には、状況を把握できること、危機を判断できる知識と経験が必要なようだ。
さて、若手にそれだけの情報の提供と経験があるか?

若手の「危機感」取り組めることはありそうだ.。

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